
こんにちは。
整体院 仁-JIN-の吉沢です!
今日は、前回からの続き、患者さんから本当によくいただくご相談のひとつ、
「背中が痛いんですけど、マットレスって関係ありますか?」
実際、整体院でも
「マットレスを変えたら少し楽になった気がする」
「朝起きたときの背中の重だるさが気になる」
「寝ても疲れが取れない」
といった声をよく耳にします。
背中の痛みがあると、つい 「姿勢が悪いのかな」 「運動不足かな」 と日中のことばかり気にしがちですが、実は寝ている間の環境もかなり大切です。
その中でも特に見直したいのが、毎日長時間体を預けているマットレスです。
今回は、背中への負担を減らすために、どんなマットレスを選べばよいのかを、わかりやすくお伝えします。
背中の痛みが気になる方に、まず注目してほしいのが体圧分散性です。
体圧分散性とは、寝たときに体へかかる圧力を、一部分だけに集中させず、全体にバランスよく分散する力のことです。
たとえば、体圧分散がうまくできないマットレスだと、
・背中の一部だけが強く当たる
・腰ばかり沈む
・肩甲骨まわりが圧迫される
といった状態になりやすく、結果として朝起きたときに 「背中が固まっている感じがする」 「寝たのに疲れている」 となることがあります。
整体院でも、背中の張りが強い方ほど、
「布団やマットレスが硬すぎる気がする」
あるいは
「逆に柔らかすぎて沈み込みます」
とおっしゃることが多いです。
大事なのは、ただ柔らかいことではなく、背中・腰・お尻・肩をバランスよく支えられることです。
次に重要なのが、反発力です。
意外に思われるかもしれませんが、寝ている間の寝返りはとても大切です。
寝返りには、
・血流を保つ
・同じ場所への圧力を逃がす
・姿勢を整える
・筋肉のこわばりを防ぐ
といった役割があります。
患者さんの中にも、
「寝返りが少ない方がよく眠れていると思っていました」
という方が多いのですが、実は寝返りは自然な体の働きです。
自分には9か月の赤ちゃんがいますが、信じられないくらいたくさん寝返りします。
寝返りしすぎて、壁に激突したりもしていますが、この寝返りは、赤ちゃんの体が健康だから起きやすくなっているのです。
その寝返りを助けるのが、適度な反発力のあるマットレスです。
反発力が弱すぎると体が沈み込みすぎて、動くたびに力が必要になります。
逆に強すぎても、体が浮くような感覚で落ち着かないことがあります。
つまり理想は、
沈み込みすぎず、でも硬すぎない
そんなバランスです。
現場でも、
「柔らかいマットレスに替えたら最初は気持ちよかったけど、朝の背中の重さが増えた」
というケースは少なくありません。
寝心地の“ふわふわ感”と、体への負担の少なさは、必ずしも同じではないんですね。
長期の使用でマットレスが自身の形に潰れ、沈みすぎている場合も多いです。
潰れる前に、たまに頭側と足側を入れ替えるのもいいですね!
素材選びも、マットレス選びでは大切なポイントです。
背中や腰への負担を減らしたい方の候補としてよく挙がるのが、
・高反発ウレタン
・ラテックス
といった素材です。
高反発ウレタンは、体をしっかり支えやすく、寝返りがしやすいのが特徴です。
沈み込みすぎにくいため、背中や腰まわりのサポート感を重視する方に向いています。
ラテックスは、弾力性が高く、体を面で支える感覚がある素材です。
フィット感と反発力のバランスがよく、自然な寝姿勢を保ちやすいと感じる方も多いです。
また、素材によっては
・通気性
・抗菌性
・ムレにくさ
といった衛生面でのメリットもあります。
整体院でも、寝汗が多い方や、暑さで眠りが浅くなる方には、
室温と湿度の調整と共に、通気性も気にしていただくこともあります。
正直、まず寝れることが一番大事です笑
寝心地だけでなく、快適に眠れる環境も背中の緊張を減らす要素のひとつとなります。
最後に忘れてはいけないのが、耐久性です。
マットレスは毎日使うものなので、どんなに最初の寝心地が良くても、すぐにヘタってしまうと十分なサポート力が保てません。
特に背中や腰に悩みがある方は、少しのヘタリでも体の負担につながりやすいです。
チェックしたいのは、
・高密度ウレタン
・高品質なスプリング構造
・耐久試験の表示
・復元率や保証期間
などですが、長く使わないとわからない部分もあります。
実際、患者さんの中にも、
「最初の半年はよかったけど、だんだん真ん中だけ沈むようになった」
という方がいらっしゃいます。
この状態になると、寝姿勢が崩れやすくなり、背中の違和感につながることがあります。
なので、高品質の物を選ぶのもいいですが、今はカインズさんやニトリさんなど、比較的安価なものでも、体に合ったマットレスはあると思います。そのマットレスを先ほどお伝えしたように、たまに頭側と足側を入れ替えたり、安価な分定期的に交換してあげるのもおすすめです!
背中の痛み対策としてマットレスを見直すなら、次の4つをチェックしてみてください。
・体圧分散性があるか
・寝返りしやすい反発力があるか
・高反発ウレタンやラテックスなどの素材も検討する
・耐久性があり、長く安定して使えるか
整体院でも、寝具を見直したことで 「朝の背中のつらさが軽くなった」 「起き上がるときが少し楽になった」 という方は少なくありません。
もし今、朝起きたときの背中の重だるさや痛みが気になっているなら、マットレスを一度見直してみる価値は十分あります。
逆に過去にマットレスを変えても体が辛いままの方は、お身体そのものに問題があるとも言えます。
次回は、背中や腰に負担をかけにくい寝る姿勢について、わかりやすくお話ししていきます!